頭や顔も様々な原因によってむくみが生じます。
その原因と対策について。
むくみとは、血液の中の水分が外へにじみ出て、皮膚の内部(皮下組織)にたまっている状態のこと。
人間の身体は70パーセントくらいが水で出来ていて、そのうちの大半が細胞内の水分です。
<むくみの原因>
1.運動不足
ずっと同じ姿勢のまま止まっていると、体内の水分は一か所にたまりやすくなります。
筋肉が収縮することでポンプの役割をし、血液を押し出してくれていますが、運動不足で筋肉が衰えるとポンプ機能が低下し、血液の循環が悪くなりむくみにつながります。
2.塩分過多
塩分は体内の浸透圧(同じ濃度になろうとして水が移動する力)を高め、水を引きつける働きをします。
しかし、塩分を過剰に摂取すると体の中に余分な水分がたまってしまいむくみが起こります。
3.アルコール
アルコールによるむくみは特に顔に出やすいと言われています。
血液中のアルコール濃度が高まると、それを薄めようとして血管内部に水分を取り込もうとします。
これによりむくみが生じてしまうので、お酒の量は加減するようにしましょう。
4.加齢による心臓のポンプ機能の弱まり
手や足、頭や顔など身体の末端部分にむくみの出る原因です。
加齢により動脈や静脈自体が弱まり、心臓から送り出された血液が再び心臓へと戻る力が低下するとむくみにつながります。
<むくみの予防・対策は・・・>
体内の塩分調節“カリウム”そしてマッサージによるむくみ予防
お別れ会や歓迎会で飲む機会が多くなるこの春。
むくみに気を付けていきましょう。