睡眠のゴールデンタイムという言葉よく耳にしますよね。
ゴールデンタイムは、大切な成長ホルモンの分泌が盛んになる時間帯です。
睡眠前半のノンレム睡眠で成長ホルモンが最も多く分泌される時間になります。
ノンレム睡眠とは、脳が休息している睡眠段階です。
睡眠の深さによって3~4段階に分類され、睡眠の約75%を占めています。
一晩の眠りではノンレム睡眠とレム睡眠が交互に現れる状態が数回繰り返され、正常な睡眠の場合には入眠初期に深いノンレム睡眠が観察され、明け方に向けてレム睡眠が長くなって、目覚める準備が整います。
眠の深さによって、ステージ3とステージ4を「徐波睡眠」と呼び、成長ホルモンの分泌が特に多くなります。
レム睡眠とは、急速眼球運動と骨格筋の活動低下を特徴とする睡眠状態です。
閉じたまぶたの下で眼球が左右に急速に動いたり、夢をよく見たりするのが特徴です。
一般的に22時から2時ごろがゴールデンタイムといわれておりますが、人によって異なることが分かっています。
これは、生活習慣によって睡眠を取れるタイミングが異なるためです。
きちんと睡眠を取ることにより、脳が休めることに繋がるのです。