うつ病などの症状でよく耳にするのがセロトニンというホルモン。
俗に“幸せホルモン”と言われ、些細なことでイライラしたり・不安になったりすることがある人は、
このセロトニンが不足していると言われています。
そもそもホルモンは脳内の神経伝達物質の一つであり、セロトニンの分泌が十分にできていれば多少のストレスを感じてもそこまで深刻な事態にはなりづらいものです。
セロトニンのもとになっているのはトリプトファンというアミノ酸ですが、
これが不足していると体内でもうまく作られなくなってしまいます。
セロトニン不足=ストレスに弱い体につながりやすいということになりますが、
これには首のコリ・疲れも関係しています。
普段デスクワークやスマートフォン・タブレットの使用で慢性的な首の疲れを感じている方も多いのではないでしょうか。
▲固くなっている首からのダメージは思ったよりも深刻で、首の中の自律神経がバランスを崩してしまい、常に緊張している状態になります。
緊張型の交感神経と、鎮静型の副交感神経がリズム良く入れ替わっているときは良いのですが、これが崩れると血管そのものが収縮し、脳へ供給される血液量も減ることで、セロトニンの働きが鈍くなっていきます。
セロトニンは体内の腸で作られますが、
腸の働きはリラックスしている時に働く副交感神経が優位なときに活発化します。
交感神経が活発に働いている状態では腸内環境が整いづらく、結果として不足することになってしまいます。
そこで、頭だけでなく首のツボや頸椎の周りまでじわっとほぐしていくのにはヘッドスパが有効です!
頭のマッサージが中心ですが、首の方までほぐしていく行程も含まれています。
頭にあるツボは首の筋肉につながっているものもありますので、指圧することで首が楽になりますよ。