COLUMN


relaxation and total head care

ヘッドスパ/ リッツ渋谷/ 2024-03-03

貧血と髪の毛の関係について

今日は貧血と髪の毛の関係について書いてみようと思います。貧血になりやすい体質の方は立ちくらみや頭痛、めまいなどになりやすいと思いますが、現代では女性の約20%が貧血体質ともいわれています。


たしかに女性がなりやすいイメージがありますが、意外と男性にも多く、主に血液の中にあるヘモグロビンが減少して起こるものです。ヘモグロビンは酸素を体の様々な部分へ運ぶ働きをしているので、ヘモグロビンが少なくなると酸素が足りない状態になってしまいます。


 


貧血の9割は、ヘモグロビンを作り出す「鉄分」が不足することによる鉄欠乏性貧血です。女性に多いのは、月経による出血で鉄が多く失われてしまったり、食事制限などをした時の影響が響きやすいためと言われています。


鉄欠乏性貧血への対処法は、やはり鉄分をしっかりと補給すること。レバーなどによく含まれますが、特に鉄分はミネラルの中でも人間の身体が吸収しづらいものです。一日の必要摂取量は、男性で10mg、女性で12mgとなっていますが、貧血になりやすい方はサプリメントなどもうまく利用して摂取したいですね。


 


髪の毛への影響は…


東洋医学や漢方の世界では、髪の毛は『血の余り』とも言われ、毛乳頭へとつながる毛細血管が、血液を利用して栄養や酸素を髪の毛へと届けています。つまり貧血体質の方ほど髪の毛への栄養が行き渡りづらい、ということ。特に頭は身体の待ったの組織で、一番高いところにありますのでただでさえ栄養が最後の方に回ってくる部分です。


 


血液の運搬が正常でないと、白髪や抜け毛が増えたり、髪の毛自体が痩せてきたりといった変化が生じてくる場合もあります。


漢方では、原因をもう少し細かく分類し、胃腸機能が弱っている場合・婦人科系が弱っている場合・血液成分が不足している場合の3つに大別しています。


 


材からうまく貧血予防をするにはやはりレバーがおすすめ。血を補う豚レバーに、身体を温めたり血の滞りを防ぐ作用のあるニラ、ニンニク、ショウガなどを混ぜたレバニラ炒めなどが良いでしょう。


 


 


しっかり栄養補給して、体内から健康な髪に!!!


 


記事をもっと見る

FIRST RITTS

GIFT CARD