COLUMN


relaxation and total head care

ヘッドスパ/ リッツ渋谷/ 2024-07-08

頭部の筋肉のつくり “表情筋”について

表情筋という筋肉の名前を聞いたことがあるでしょうか。


これは頭部の筋肉の名称で、人の様々な表情をつくるときに働く筋肉のことです。


頭部や顔にはいろいろな筋肉がありますが、ここに位置するほとんどの筋肉は表情筋です。


 



 


☆表情筋の特徴は・・・


 


頭部や顔面の浅い層に位置していて、顔面筋とも呼ばれます。


本来は動物が餌をとったり、危険を察知したりするのに使われる筋肉ですが、人の場合は主にコミュニケーションをとるために重要な筋肉として発達しています。


全身の筋肉のほとんどは骨にくっついて関節を動かしていますが、


表情筋は主に骨から隆起するようにして皮膚についています


すべて顔面神経の影響を受けるのも特徴です。


 


皺眉筋(すうびきん)


・・・眉間に縦ひだをつくったり、いわゆるしかめっ面をつくるための筋肉。


小頬骨筋(しょうきょうこつきん)


・・・ほうれい線の辺りの筋肉。笑顔をつくるときに使われます。


大頬骨筋(だいきょうこつきん)


・・・これも笑顔をつくるときの筋肉。「い」の発音の時はこの部分が働いています。


笑筋(しょうきん)


・・・文字通り笑う時に使われる筋肉です。えくぼをつくるときに使われます。


口輪筋(こうりんきん)


・・・言葉を話すときに使われます。口笛を吹いたりするときもここが動いています。


眼輪筋(がんりんきん)


・・・目の周りの筋肉で、まぶたを閉じたり目じりにしわをつくったりするときに動きます。輪っか状に目を取り囲んでいるためこう呼ばれます。


鼻筋(びきん)


・・・あまり機能的ではない筋肉ですが、鼻の穴を広げたり狭くしたりするときに使われます。


口角挙筋(こうかくきょきん)


・・・犬歯筋とも呼ばれます。小頬骨筋とも関係し、笑顔をつくったり、ほうれい線などにも関わっています。


頬筋(きょうきん)


・・・頬の外側をつくる筋肉。他の顔面筋よりやや深いところにあり、咀嚼運動を助けたりします。管楽器を吹く時などはここが使われています。


オトガイ筋


・・・不満な表情をつくるときの筋肉。あごに小さな凹凸をつくります。


 


 


これでもまだ一部ですので、たくさんの筋肉が連動して、人間の豊かな表情をつくっていることが分かります。


 


 


 

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